lazy days

ゆとり女子が応援ナーースを経てカナダワーホリを目指す道程。

やりたいこと、やりたくないこと。

ふと、自分にとっての仕事とは何か、気になった。

純度高いゆとり生としては、実に生産性のない学生時代を送り、仕事に対する意識が低空すぎるまま社会人となった。ただ、高卒から仕事を始めなくて良かったポイントとしては、看護学校という戦前女学校のような規律バリバリの世界で社会人としてキッチリ仕事やらねばと思えたこと。准看護実習・看護実習で詰みゲーカリキュラムを経験して、臨床に出て更に降り掛かる理不尽なトラブルやインシデントにハイストレスを感じながらも今日も看護師をやれている。サンクスティーチャー。

だいぶ前の初耳学で、林先生が仕事について深いことを言っていました。

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詳細は「林先生 やりたいこと」でGoogle検索すれば綺麗にまとめられた記事がたくさん出てくるので、そちらをご参照くださいませ。

やりたいことに挑戦して実際に結果を出せる、「出来る!」であると物凄くラッキーな気がします。まじ人生祝福パレードじゃん。

わたしは絵を描くのが好きでしたが、決して上手ではなかったので「やりたいけど、出来ない」ということで漫画家を諦めました。きっと同じような経験をされた方は多いと思います。

じゃあ、「やりたくないけど、できること」は?

これはやりたいことを仕事にしていない全ての方が当てはまるんじゃないかと。飲食のバイトだって、事務員だって、営業だって、普通のサラリーマンが将来の夢ではない限り、やりたくないけどできる仕事だと思います。

ここまで読むと、はいはい意識高いやつが意識高い風を装って人生一度きりしかないし自分が主人公なんだからやりたいこと見つけてお金稼いでエンジョイしちゃおうよ。勿体無いよ。今すぐセミナー行こうよ。系に見えますね。

もう人生病むばっかりなんで、ここはポジティブに受け止めて「やりたくないけどできちゃうから。仕事できちゃうからお金もらえてるんだよね。え?わたしやばくない?」と思うようにしましょう。

やりたくないことって、基本モチベーションが上がらない状況にある中で進行させていっていると思うんです。

「あーまじだりいな、もっと寝ていたかったのに。なんでこんなことわたしがやらなきゃいけないわけ。やりたきゃお前らでやってくれろよ。ほんまにばりたいぎい。はよ帰ろ。」

こんなモチベーションでスタートしてると思います。

それでも、今日だってみんな仕事を終えて家に帰ってごはんを食べて温かいお風呂に入れている。これって相当気力使ってるし、そりゃ疲れて自己研鑽する間も無くベッド入りますわ。

いや、みんな偉過ぎ。

世の中は同じようなことばかりが多すぎて、突飛した人たちが賞賛される傾向にありますが、生きてるだけで住んでるだけで税金を取られまくるこの世の中で、社会生活を送っていることは十分賞賛されるべきことだとわたしは思います。

よく職場で残業ありきで仕事してる人たちや、休日出勤を余儀なくされる状況で自主的に自己犠牲を払おうとしている人たちがいます。

いややめとけ。

リアルガチ100%オススメしない。

やりたくない仕事してそれなりに結果出してるなら、キッチリ休むことは当然です。

永遠にサボってるわけじゃないのに、何故更に自己犠牲を払うんですか。確かに上司や周りの雰囲気でそうせざるを得ないのも十分わかります。しかし、結局は自分の選択だと思います。

看護師は憧れてなったわけじゃないし、なんなら注射指すくらいしか仕事内容知らなくてじじばばのオムツ交換がメイン業務になるとか「聞いてないんだけど。」状態のわたしですが。毎日腰を痛め排泄物を処理し、認知症に振り回されながら看護業務と雑務を済ませ、指示を出さない患者を診に来ないドクターに電話し逆ギレされつつも退勤するのはいつも定時です。よっぽどのことがなければ仕事は時間内に終わらせます。何かを犠牲にしていると言われれば、思いつくのは協調性と昇進です。

社会人になってから、尚のこと組織に適さないことを認識します。しょっちゅう上司に歯向かって態度悪いことこの上なし。

でもさ、仕事やってるんだから問題はないかな〜〜。

社会人だから何でもかんでも自己犠牲あったりまえ〜〜って考え方は好きじゃないです。だってみんな好きじゃない仕事を会社のために日々頑張ってこなしているじゃないですか。お給料もらってるから貢献するのは当たり前は大前提にあるけど、ちゃんと定時で帰らせない・休日と取らせない職場環境に縛られる必要はありません。

いやだってお前が全部できんけんわたしのこと雇っとんなら、無理強いして働かすなや。自分でやってもらっていいですか。って感じじゃない?

経営者になったことないから、偉い人たちの気持ちはわからんけどね。とりま一労働者としてはお互いの権利主張して守ってこって感じなんです。

でも誰も褒めてはくれないし、院長から「今日も患者のケツ拭いてくれてありがとう。」とは一生言われないので、自分自身で自分を褒めてあげるのです。

自分の行為を全て把握しているのは自分自身です。

みんなしっかり自分を労ってあげてください。

やりたいことをやってるひとも、やりたくないことをやってるひとも、みんな自分が思っている以上に頑張ってるのです。自分のご機嫌とりながらゆるっと生きましょう。